歴史

黄金山神社

天平21年(749)日本で初めて黄金を産出した地として知られています。聖武天皇の命により奈良の大仏の建立が行われていましたが、塗金材の不足により完成が危ぶまれていました。陸奥国守百済王敬福はこの地で採れた黄金(砂金)900両(13kg)を献上し、大仏完成の見込みがたったといわれています。いつの頃からか石巻の牡鹿半島にある金華山のお話しになってしまいましたが、「日本初の金産出の地」としては実はこちらが本家のよう。

神社の周辺は黄金山産金遺跡として国の史跡の指定をうけ公園として整備されています。国家の繁栄を祈って詠った、大伴家持の「すめろぎの 御世栄えんと 東なる みちのく山に くがね花さく」(万葉集)と刻まれた歌碑を見ることができます。宮城県内唯一の万葉の里で万葉地理の最北限となっています。

DATA

住所:宮城県遠田郡涌谷町涌谷字黄金宮前23
電話: 0229-42-2619(涌谷神社)
アクセス:JR石巻線涌谷駅から車で10分、東北自動車道古川ICから車で40分
駐車場:天平ろまん館の駐車場を利用

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